ODA政策対話・提言

途上国の人々と地域の持続的な自治自立のために

 

ODA・国際協力に関する政策対話の場づくり・コーディネート

 

 ODA(政府開発援助)・国際協力政策に関する、NGOと政府・外務省の公式・常設・公開の政策対話の場である『NGO・外務省定期協議会「ODA政策協議会」』のコーディネートをはじめとして、途上国の人々や国内外の市民社会と政府・国際機関・援助機関との政策対話の場やルールづくり、対等・公平・透明で参加度の高い運営を行うことにより、途上国の人々の持続的な自治自立に資するODA・国際協力政策へと改革・改善を促していきます。

 

【主要な成果】

・NGO・外務省定期協議会「ODA政策協議会」の公式化・参加と内容の公開化

・同協議会の対等な共同運営とルールの明確化、政務三役出席の常時化

・同協議会のノウハウを個別政策イシュー・課題の問題解決へ適用

【情報参照先】

NGO・外務省定期協議会「ODA政策協議会」情報ポータル(本サイト内)

NGO・外務省定期協議会(外務省サイト内)

 

ODA上位政策のモニタリング、策定プロセスの改善、政策提言


 ODA大綱、ODA中期政策など、ODAの方針を中長期に規定する「上位政策」の内容・実施をモニタリングして政策と効果の質の向上を促します。さらに、その成果をもって上位政策の改定期に参画、策定プロセスそのものの設計から、策定各段階での具体案の提示、公聴会・パブリックコメント等への提言などを通じて、政策改善の成果の定着を狙います。

 

【現在の課題】

・ODA大綱改定(2014年度)への政策提言

 

【主要な成果】

・ODA大綱(2003年度)、ODA中期政策(1999、2004年度)改定プロセスの改善

・同改定プロセスでの提言を通じ、途上国住民や市民社会の参加を制度的に促進

・ODAのあり方検討(2009〜10年度)での協働と成果の定着化

 (開発協力適正会議の設置・実施、ODA過去案件レビュータスクフォースの実施)

【情報参照先】

援助政策 ODA改革 開発協力適正会議(外務省サイト内)

ODA過去案件レビュータスクフォース(外務省サイト内)

 

ODA問題案件の調査、指摘、改善

 

 途上国の人々や現地社会に悪影響を及ぼすODA案件について、現地の人々や国内外のNGOと協力してこれを調査し、問題点の指摘や改善のための方策を提言し、不必要な案件の場合は中止・解消を勧告するなど、途上国の人々の真の利益にかなった解決をめざします。

【現在の課題】

・モザンビーク「ProSAVANA事業」(日本・ブラジル・モザンビーク3カ国協力による大規模農業開発。現地の中小自作農の貧困化、土地収奪、食糧事情の悪化、政治経済の不安定化のおそれがある)

【情報参照先】

モザンビーク開発を考える市民の会ブログ

 

 

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